会社概要

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会社概要|代表挨拶

理念

地球環境を守り、
次世代に継ぐ

Act for environment protection for future generations

目指す未来

廃棄物処理から
持続可能な社会を作る

Creating a sustainable society from waste management

行動指針

地球環境地球環境を守り、持続可能な未来を築くことを最優先に考えます。
お客様お客様のニーズに寄り添い、共に持続可能な社会を目指します。
地域地域社会と共生し、美しい山々や清流を未来の子供たちに約束します。
革新最先端の技術と独自のノウハウでリサイクル業界をリードします。
パートナーシップ社内外の協力を重視し、多様性と人権を尊重し、互いの幸せを追求します。
法令遵守全ての業務において、法令および規制を遵守し、企業の社会的責任を果たします。

代表挨拶

株式会社アクト・エア
代表取締役
 冨岡 康則

私たちアクト・エアは地球温暖化の問題がまだ大きな問題になっていないころ、1990年代からリサイクルに取り組んでまいりました。

先代が創業者、私が2代目社長となります。

最初は事業を継ぐつもりなどなかった私ですが、種々の機械運転から営業など一人で多くの業務をこなす先代の姿を見るうち意識が変わり、承継を決意いたしました。まずはドライバーから、約15年間かけ社内のほぼ全職種を経験しました。それぞれの部署の業務内容を把握できたと同時に、どのような苦労があるのか身をもって体験しました。その後、周りの支えもあって社長就任に至ります。

環境問題への取り組みは、長い時間軸と全世界的な視点でみる必要があります。二酸化炭素は目に見えませんが、地球温暖化という重大な問題を引き起こしています。目先の利益だけ考えれば、作って壊して燃やす方が効率的かもしれませんが、それは長期的に人々を幸せにするでしょうか?

近年、環境対策の重要性がますます高まっています。数十年に1度と言われるような災害が頻繁に起こるようになり、環境保全の重要性がメディアで扱われるだけでなく、投資家たちの注目も集まるようになりました。私たちがこれまで取り組んできたリサイクルが、さらに必要とされる時代になったのです。

私どもは、先代が行ってきたクライアント様や地域の方々への真摯な取り組みを忘れず、皆様と協力して次の世代に残せる環境づくりに貢献してまいりたいと考えています。

謹白

令和4年1月吉日
株式会社アクト・エア
代表取締役社長 冨岡 康則

法人名とロゴの由来

”我々は地球環境保全のために行動する”という意味が込められています。
法人名は2007年に全社員に募集を行い、決定したものです。

「アクト」は行動する(act) 、
「エア」は地球(earth)・エコロジー(ecology)・きれいな空気(air)の合成語です。

ロゴの色は、空をイメージした青です。

アクト・エアのあゆみ

リサイクル事業のはじまり

九州出身で兄弟が多く、家が裕福でなかったという先代が、18歳で単身上京し業界経験を積んだのち独立したのがアクト・エア(当時社名「岡谷」)のはじまりです。1980年のことでした。

当時の廃棄物処理は埋めるか燃やすかで、リサイクルなど概念すらありませんでした。したがって自社の施設というと、埋め立てを行う土地と焼却工場の2つだけです。埋め立てることに関する行政手続きの煩雑さとともに、”作って・壊して・捨てる”繰り返しで良いのだろうか?これだけでは将来立ち行かなくなるのではないか?という思いから、リサイクル事業を始めました。

平成6~8年のころです。まだ環境保全やエコなどあまり話題にもならない時代でした。廃棄物処理も、埋めるか燃やす方が低コストだったにもかかわらず、神奈川県愛川町に小規模なリサイクル工場を2つ作りました。瓶・缶・ペットボトルのリサイクル施設・紙の選別とリサイクルおよび生ごみの堆肥化施設です。

総合リサイクルセンターの設立

現在の総合リサイクルセンターは平成19年竣工ですが、土地の購入から稼働までに約10年もかかりました。

廃棄物処理業の特性上、施設を作る際に住民の反対運動が起きることがあります。騒音や匂いの懸念や、マスコミ等で報道される不法投棄事件を見て、もしも悪質な業者であったら申し入れも対応してもらえないのでは、という不信があるのはもっともかもしれません。

私たちは地域の住民の方々へ真摯にご説明をし、行政の要望によってより広域住民の方へ120回以上のご説明会を行い、地域の方から「(先代の)冨岡が言うんだったら信じるよ」というお言葉をいただきました。さらに『総合リサイクルセンター建設の要望書』を地域住民から神奈川県にお出しくださることとなり、建設に漕ぎ着けました。

資金面でも苦労がありました。地方銀行が融資できるのは数億まで。しかし、大規模なリサイクルセンター建設には到底足りません。銀行という銀行は全てまわりました。最終的には、時代にさきがけ「環境投資」に取り組んでいた都市銀行からプロジェクトファイナンスを組んでいただき、支援をいただくことができました。

同様の計画が県西部でも同じころにあったようですが、こちらは日本の大手環境企業と神奈川県も出資し資金技術が十分であったにもかかわらず、住民の反対運動で最終的に断念したようです。実はそれほどまでに廃棄物処理施設の建設は困難なものです。

様々な困難がありましたが、総合リサイクルセンターの建設により、アクト・エアは100%近いリサイクル率を実現できるようになりました。

社長就任について

弊社は1980年創業ですので、私が生まれたときにはすでに営業を行なっておりました。学生のころにアルバイト感覚で手伝ったことはありましたが、当時は継ぐ意志は全くありませんでした。

入社したのも全く別の業界です。その会社を辞めて転職しようとしていたときに、次の仕事が見つかるまで、と短期のつもりでアクト・エアに入社しました。

ドライバーとして働きました。当時は人手不足で、家にも帰らず車で寝泊まりしながら1日中働いていました。そんな生活ですが、仕事は楽しく、気づくと2年が経っていました。

その間に今まで知らなかった先代の姿をたくさん見ました。仕事の大変さも、仕事の内容も知ったこの2年間で、自分が事業を継ごうと決意しました。

その後は営業職や当時3つあった工場の一つでの工場長など、ほぼ全職種を経験したのち役員となりました。先代が農業生産法人を立ち上げ、そちらに注力する必要がでてきたタイミングで、本格的に経営に従事するようになり、令和3年12月に代表取締役に就任いたしました。

アクト・エアのこれから

現在もマテリアルリサイクル・総合リサイクルではNo.1の企業であると自負していますが、今後も「我々は地球環境保全のために行動する」という理念に向かってより一層励んで参りたいと考えています。

まずは処理施設や専門知識が必要で、行政では対応しきれない部分をアクト・エアで行なっていきます。行政は一般廃棄物を回収して燃やす役割を担っていますが、リサイクルは全国をみても一部しか行われていません。専門業者でもプラスチック類は燃やしてしまうことがいまだに多いため、アクト・エアではリサイクルを推進していきたいと考えています。

スタッフも、リサイクルを通じて幸せになってほしい。やりがいとともに、まずは生活を守り余裕のある生活ができる労働条件を保証すること、それを優先事項として進めています。また、人生には様々なライフステージがあり、家庭を優先させたい時期も、逆に仕事に集中して稼ぎたい時期もあるでしょう。どちらの方も、働き方を選べる仕組みも作りました。

弊社のリサイクル事業の取り組みが全国的に広まれば、リサイクル率が向上しCO2排出量も削減できます。このように、弊社は地球環境保全を軸に、地域社会やスタッフなどその他の方面でもサステイナブルな社会をつくり、さらに未来の世代に引き継いでいきたいと考えています。

沿革

スクロールできます
1976年創業
廃棄物(もっぱら物)の回収業務を始める
1980年「株式会社岡谷」を設立
1985年麻溝営業所((産業廃棄物中間処分)安定5品目および紙・木の破砕)
1990年那須事業所(焼却施設および埋立処分施設)※2014年12月閉鎖
1994年神奈川県愛甲郡愛川町に有価物(カン・ビン)選別処理施設開設
・リサイクル事業に参入
1996年神奈川県愛甲郡愛川町中津に堆肥化施設・ペットボトル及びその他の有価物の選別施設を開設
・瓶/缶/ペットボトルのリサイクル事業開始
・生ゴミの堆肥化、紙の選別によるリサイクル事業開始
1999年総合リサイクルセンター土地取得し、開設準備に入る
2007年総合リサイクルセンター稼働に伴い「株式会社アクト・エア」に社名変更、本社を移転
2021年冨岡康則が代表取締役となる

※専ら物:正式名称は「専ら再生利用の目的となる産業廃棄物または一般廃棄物」で、その名前の通りこれらの廃棄物は主にリサイクルすることが目的です。通常の産業廃棄物で必要とされる処理業に関する許可が、これらの廃棄物では不要であることが特徴です。

会社概要

スクロールできます
会社名株式会社アクト・エア
所在地本社
〒243-0301
神奈川県愛甲郡愛川町角田3667
TEL 046-280-1112
FAX 046-281-5311

総合リサイクルセンター
本社に同じ
・産業廃棄物処分業(中間処理:破砕、破砕・溶融、堆肥化、破砕・溶融・圧縮成型)
・一般廃棄物処分業(堆肥化、破砕・溶融・圧縮成型、選別、選別・圧縮、破砕・溶融、選別・破砕)

麻溝台事業所
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2丁目6番地3号
TEL 042-749-1960
・産業廃棄物 処分業(中間処分:破砕)
代表冨岡 康則
資本金3億9,725万円
従業員数115名(2023年5月末現在)
創業1976年9月
会社設立年月1980年11月1日
主要取引金融機関三菱UFJ銀行 群馬銀行
事業内容一般廃棄物の処分及び収集運搬業
産業廃棄物の処分及び収集運搬業
リサイクル事業
主要顧客西友、三菱食品、サントリー、読売ランド、京王閣、エトリア(旧リコー)、富士フイルムビジネスイノベーション、デイリーヤマザキ、日本マクドナルド、相鉄ローゼン、日本ゼトック、オリジン東秀、桐朋学園、大庄、ゼンショーホールディングス、エームサービス、モスフードサービス、ハイディ日高、あきんどスシロー、法政大学、日野市、横浜市、町田市、海老名市 他約 350 社